ボルドー研修旅行 18
こんにちは、ムーランです。
ボルドー研修旅行、一同は
サンテミリオン にやってきました。
優れたワインの産地として知られるサンテミリオンは、昔からワインの産地であった。
13世紀に誕生した自治組織ジュラードは王から絶大な権限が与えられ、ワインの品質を守る重要な役割を担っていた。
サンテミリオンのジュラードは、貨幣を作ることと死刑判決以外はあらゆる権限を認められていた。
良いワインの樽にはジュラードの焼印が押され、
彼らの厳しい審査によって、サンテミリオンの名に値しないと見做されると、
ワインは町の広場で樽ごと焼き捨てされ、その作り手は棒で叩かれ、罰せられた。
なんだか、繁栄の裏には厳しい規律もあり、重~い歴史も見え隠れする街なのですね^^;。
さて、そんな話を聞きながら、町並み散策です。
サンテミリオンを臨む。
丘の上にある小さな街の周りには、遥か彼方までブドウ畑が広がっています。
そのブドウ畑一帯が世界遺産に指定されているサンテミリオンは、ワイン一色の街です。
8世紀に修行僧侶エミリオンが隠遁生活を送るための洞窟を掘ったのが、この街の始まりだそうです。
映画に出てくる中世の街並。
そのままその中で生活している感じです。
石灰岩の薄ベージュ色に統一された街並みは、とても美しく洗練されたイメージ。
世界文化遺産の認定書。
街のどこからでも高くそびえ立った教会の鐘楼が見えます。
サンテミリオン村の誇る必見の建築遺産 モノリス教会 トリニテ礼拝堂
地下の石灰岩をくりぬいて造ったモノリス(一枚岩)教会は、他に類のない珍しいもの。
修道院跡の一部に郵便局がありました。
ここで、やっと知人にエアメールを送りました。
郵便物を出すのにも大変。
切手を買う時間も買う場所もなかなかなくって、とても不便でした。
日本は、異常に便利な国なのだということを思い知ります。。。苦笑。。。
サンテミリオン村の銘菓、マカロンをお土産に購入。
サンテミリオンのマカロンは もともとはウルスラ会の修道女たちがつくったもの。
マカロンのレシピを村の一家に託した。
世代から世代へと受け継がれてきたマカロンは、その秘密を今も守っているそう。
ずっとレシピが変わらず、今に至っているとは、素晴らしいですよね。
外側はカリっとしていて中は柔らかいこの小さなお菓子は、
ワインに次ぐサンテミリオンの名産品。
着色料も保存料も使わず、砂糖、スイートアーモンドとビターアーモンド、卵白など天然の材料を
レシピに書かれた秘伝の割合で混ぜ、独特の美しい黄金色に焼き上げているそうです。
余談ですが、こんな路駐?が多くって。
これは、違反なのか、合法なのか、定かではありませんでしたが^^;
新中国料理ムーラン オーナーシェフ 内田祥三
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